経歴②小学生時代

小学生時代は自他ともに認める絵の上手い人気者でした。
自分で言うなってかんじですが、久々に同窓会に出てそう感じました。
(逆に言うと今がイケてないということw)
リクエストに応えて絵を描いてあげたり、
自分が創作した戦隊ヒーローで友達となりきって遊ぶなんて事もしていました。

この頃は当時流行っていたポケモンのパロディー4コマとか
「ガンマ」というウルトラマンみたいなキャラ、
「バードマン」という鳥人戦隊ジェットマンみたいなキャラクターを好んで描いており、
タイムレンジャーっぽいやつも描いてました。

主に特撮などテレビで活躍するヒーローが好きで
この頃は既にコマ割漫画という媒体自体に関心はなく、
作品というよりかコンセプトアートみたいな描き方だった気がします。
傾向としてはロボットなどの玩具に興味があり、
バードマンに至っては「てれびくん」の付録みたいに
オリジナルロボットの紙製の立体物なども作ったりしてました。

ガンダムを描くときはリアル体型ではなく
もっぱらSD体型で描いてたように総じて児童誌向けの絵柄でしたが、
高学年になると少年誌的な絵柄を模索するようになります。

この時大きな影響を受けたのが、
夕方に再放送していた「うる星やつら」でした。
幼年誌に載るような漫画は見ていたと思いますが、
実はそれまで漫画をしっかり読んだことがなく、
BOOKOFFで「うる星やつら」の単行本全巻を集めたのが最初で、
「うる星」がまんが道のファーストインパクトでした。

そして出来た作品が「赤紙が来たでやんす」というギャグマンガでしたw
今思うとタイトルもどことなく「うる星」の影響を感じます。
赤紙とは戦時中の召集令状の事ですが、これから逃れる話を思いついて
赤紙を赤髪に変換して赤髪の男から親子がひたすら逃げる話でした(;^ω^)
うる星も「鬼ごっこ」でしたねw
戦争ものではなくコメディですが、この頃戦争というものに強烈な興味を抱いていました。
これは(兄弟の間で)結構好評で執筆が進んだ記憶があります。
完結した記憶もありませんがw

 
絵柄はうる星連載初期の影響を強く受けていて

膨らんだフェイスラインや小さめの黒目や鼻の形状等に現れてます。
このデザイン的特徴はこの後も長きにわたって続いていきます。

この作品でB4サイズのチラシ紙に無造作にコマを割って
番号を付けていた横長の漫画から
二つに折ってB5サイズのコピー本のように縦長になり、
番号もなくなってコミックに近くなりました。

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