経歴①幼年期

ブログ始めるにあたり自己紹介を兼ねて経歴を書きます。
出身は京都府宇治市
平成生まれでいわゆる「ゆとり世代」と呼ばれた人間です。
男三人兄弟の真ん中として誕生。

物心ついた時から絵を描いていて、
幼稚園時代は外で元気に遊ぶよりも
中で一人で絵を描いたり、人形遊びが好きな大人しい子供でした。

描く絵といえばだいたいウルトラマンなどのヒーローや怪獣
なんとなしにやっていたことでしたが、
ある時、クラスの子達に囲まれて
描いた絵が「すごい」と注目されるという出来事が起こり
その時は勢いに押されて思わず泣いてしまったのですがw
そこで自分は他人よりも絵が上手いんだという実感を覚えます。

また駆けっこが苦手で運動が大嫌いだったので、
自分は絵を描こうと決心し、漠然と「漫画家」に憧れを持つようになりました。
今でも若干尾を引いていますが、
この頃はまだ公然と「マンガ家になりたい」と言うのは恥ずかしい時代でした。
幼稚園のインタビュー形式のビデオ撮影で将来の夢を言わなくてはいけなくて
「飛行機のパイロットになりたい」とか思ってもいないことを言った記憶がありますw

家に帰ってもやることは同じく絵を書くこと。
同居の祖母が本棚の引き出しにいつも新聞の折込チラシをまとめて置いてくれて
そのざらばん紙(わら半紙)の裏の印字されてない面に落書きを描いていました。

ある時、兄がその紙にコマを割って「ロボットマン」という漫画を描き始めました。
これを真似して描いたのが、
初めてのマンガ「ナンチャッテマン」でした。

(記憶をたどりに描いてみた。)

アンパンマン的なヒーローものなんですが、
このデザインを見てもわかるとおり
カクカクで無機質なロボットマンに対して、
モコモコとしていて有機的なナンチャッテマンというように
ロボットマンのアンチテーゼに徹していたんですよね。
機械のロボットマンに対して
ナンチャッテマンは泥人形であるという設定だったはずです。

(※当時の漫画の再現)

コマを割ったといってもB4サイズの横長の向きで
左上から始まって、右に行ったり下に行ったり、
右にいききったらUターンして左から戻ってきたりといい加減で
昔の漫画みたいに番号や矢印を使って視線誘導していました。
そしてちらし1枚で一話完結でした。
絵はほとんど殴り書きでお話はあってないようなものですが、
この頃は何やっても楽しい時代です。
兄弟同士で見せ合ったり、書きあったり
たまにコラボ漫画書いたりといろいろやった記憶があります。
「な~んちゃってウッ!」というテーマソングまでありましたからw

今となっては黒歴史ではありますが、
一番漫画を描いて楽しかった時代とも言えますね。
自分は昔描いた絵も捨てずに取っておく方だったのですが、
さすがにこの時代のものは手元にありませんw

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