漫画道具その3

今回は必ずしも必要ではないけど、
あったら便利と言うものを中心に紹介します。

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スクリーントーン

いろいろな柄や模様の入った透明なシール。
原稿に切り貼りすることで白地と黒ベタの中間色を表す網点
グラデーションなどペンタッチだけでは難しい表現が可能。
通常のカッターでも切れますが専用のトーンカッターがあります。
人物の影や服の柄から背景トーンまであり便利ですが、使いすぎは厳禁。
鳥山明や尾田栄一郎など少年漫画ではトーンをあまり使わない作家さんがいます。
ペンのタッチで濃淡をつける事は可能なので、
必ずしも必要なツールではありませんが、
ポイントで使用すると画面にメリハリが生まれます。
アイシー、MAXON、デリータなどの各メーカーから様々なトーンが出ている。
200円~400円程度で売っており、私は安いのでデリーターを主に使ってます。

雲形定規

直線定規では引けない曲線が引ける。
正直未だに上手く使いこなせてないw
いろいろ動かして自分なりの活用法を見つけるしかない。
曲線はフリーハンドで済ますことも多いし、
急いで使う必要はないかなぁ・・・

ステッドラー 定規 マルス 雲型定規 57140WP

円形テンプレート

綺麗なが引ける。
吹き出し用の楕円など、いろいろな型がある。
コンパスは丸の大きさなどいろいろ応用がきくけど
直接ペン入れできないのでありがたい存在。
吹き出しとかはフリーハンド派の人もいるし、
必須ではないけどあったほうが便利。
これも定規同様にエッジのあるものを選びましょう。

シンワ測定 テンプレート 一般総合定規 66022

羽根ぼうき

消しカス集め
消しカス集めは練り消しでもできるけど
原稿を汚さないという意味では手元にあると便利。
持ってるとなんか漫画家っぽいイメージが出るw

ウチダ 羽根箒 小 014-0189

ヘアドライヤー

髪を乾かすだけではなくインクも乾く
早くインクを乾かしたい時や
ちょっとした消しカスをぶっ飛ばす時に使うw

ライトボックス(トレス台)

電灯内蔵の箱。
箱といっても最近は薄型の物が有り使いやすい。
原稿を裏返してデッサンの狂いを確認したり、トレスができる。
デッサンが気になる人は持ってると便利。
アニメーター志望なら必須

高輝度反射パネル採用 トレース台 ライトボックス A4 LED 光量アップ 日本ストアで安心

漫画制作ソフト

スクリーントーンをいろいろ買い集めたら結構な金額になります。
漫画はリーズナブルなものという考え方なので
個人的にトーンは手を出しにくい。
僕は原稿をPCに取り込んでコミックスタジオ
修正や仕上げ(トーン、写植、ノンブル)などの作業をしています。
今は後継のクリップスタジオが使われています。
漫画目的なら上位モデルのEXですね。
ソフトには最初から多くのトーンが入っているし、
やり直しも自由自在なので取り掛かりやすいです。
定規ツールなどアナログではできない表現も可能なのであれば便利です。
ネームや線画の段階からもPC上で作業可能ですが、
その場合下記のペンタブが必要になります。


セルシス CLIP STUDIO PAINT EX

ペンタブレット

デジタル作画用のペン。
Waconから出てるIntuosと廉価版のBambooが有名。
漫画制作ソフトと抱合せでよく売ってます。
自分はIntuos使ってます。
ペンタブもある程度慣れが必要。
慣れてしまうとアナログ作画よりもデジタル作画の方が進むという人もいます。
何回でもやり直しができるのは利点ですが、
自分でいろんな設定を行って癖をつけるまでは大変かも。
僕は漫画の作画はアナログですが、イラストは主にペンタブを使ってます。
PC環境のある人は漫画制作ソフトとペンタブ、2点があれば
漫画を下書きから仕上げまでデジタルで全部出来てしまいます。

ワコム ペンタブレット ペンタブ Wacom Intuos Pro Mサイズ 2017年 ペン入力 板タブ Wacom Pro Pen 2 付属 Windows Mac 対応 PTH-660/K0

ベレー帽

形から入るなら買っておきましょうw
おしゃれなのはいっぱいありますが、できるだけ古典的なもの。
冗談に思われるかもしれませんが、
自分自身を売っていくには分かりやすい記号は結構重要だと思う。
※今かぶってるの島本和彦先生ぐらいしか知らない・・・

以上、
これ以外にもいろんな作家さんがいろんな道具を使ってますし、
自分自身まだ知らない道具もあると思います。
みなさんは何をお使いでしょうか?オススメがあったら教えてください!(^^)

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