こんにちは。
もう今年も一カ月が終わりました。
そして、最近生成AIにハマっています。
Suno
まずは音楽生成AI、SunoAIです。
歌詞を入れたら自動で曲を作ってくれるものがあるらしいという噂は知っていましたが、
いくつかのYouTubeの動画を見てこれは試してみる価値がありそうだと思いました。
数年前からずっとDTMで作曲をしたいと語ってきました。
そのためにDAWソフトをインストールしてMIDIキーボードを買い、
作曲の本やDTMの教本も買いましたが、
時間的な制約もあり、なかなか踏み出せないでいました。
イラストや漫画などの作画や3Dモデリングなどの造形の分野は
実際に経験もあるし、視覚情報が全てで、
直感的な創作が可能、且つ必ずしも正解がある訳ではなく、
正確性に対してブレがゆるされます。
一方で音楽はコード進行を含めて音楽理論的な一定の答えがある創作です。
方法論が分かっていないと最低限作品にならないという意味で、
「作曲」は漫茶羅の三要素の中でも鬼門でした。
この点、SunoAIは難しい用語やコードなどを覚えなくとも
感覚的に文章で自分の頭の中にあるイメージを伝えて、
プロンプトの工夫次第で理想的な音楽をわずか2分足らずで生成でき、
歌や歌詞まで自動的に作ってくれます。
また逆に自分では思いつかなかったメロディーラインが出てきたりと
脳機能の拡張を体験することが出来ます。
どう指示するかと言う点では個々人の能力に委ねられているので
音楽知識があった方が有利は有利ですが、ド素人でもそれなりのものが作れるので、
今まで踏み出せなかった作曲のハードルを乗り越えられそうです。
当たりはずれはあるけど、(これは当たりの方)このレベルの音源を簡単に作れます。
Sunoは無料でも1日50クレジット(10曲)の生成が可能ですが、
商用利用不可なので、
年末の冬コミでの作品発表を見越して
さっそく商用利用可能で月2500クレジット(500曲)生成できる
月8ドル(1300円程度)のProプランの年間契約をしました。
全てAIで作品を作る事はクリエイターとしての自分のポリシーに反するので
歌詞は自分で考えたり、歌を吹き込んでみたり、
音源もDAWソフトに取り込んで調整するなど、
最低限、作品レベルに引き上げる努力はするつもりですが、
条件が揃えればSunoと共作で作品を発表していきたいと思います。
ChatGPT Plus
次にAIの代名詞と言えばやはり文章生成AIのChatGPTでしょう。
リリースの初期段階から仕事関係の研修などを通じ、
おもにSNS等の情報発信に活用できるという事でその存在を知り、
文章の校正やメールの返信文など
今では仕事でもプライベートでも手放せないほどに使っています。
Google検索よりも欲しい情報が手に入りやすく、
質問で使い過ぎてすぐに使用制限がかかる事も増えたので、
2月に入ったらすぐに課金してChatGPT Plusに加入しました。
使用感に不満は無いのですが、
月額20ドル(約2600円程度)は少し高い気もしたのも事実。
ただ、これからの時代ちゃんとAIを使いこなせないと
置いていかれるだろうと思ってこれは必要な負担だと信じて課金しました。
Sora
少し不安もありつつ勢いで加入したのですが、
Plusに加入すると動画生成AIのSoraが使える事が後から分かりました。
以前、テレビのニュースで取り上げられていたのは覚えているのですが、
ChatGPTと同じOpen AIから出てるんですね。
Gメタルの画像を読ませて実写特撮風の映像を作らせたり、
いろいろと実験をしているのですが、
これも、なかなかのクオリティーのものを作ってきます。
Suno同様にプロンプトの工夫が必要ですが、
プロンプトの効果的な内容自体を
ChatGPTさんが教えてくれるので非常に効率が良いです。
機能的にはProプランで最大20秒しか作れなかったり、
技術的にいろいろと難しい部分もあるのですが、
今後の新機能に期待が持てますし、
これを使わない手はないかなと思うので
イベントの告知動画などで使っていきたいと思います!
実際に触ってみて2次元イラストでは
どう頑張っても3Dアニメ程度にしかなりません。
どうせGメタルのアバターは夏のVケットに向けて作るので、
その際にテクスチャに力を入れて
3Dモデルを基にしてリアルの特撮番組のワンシーンぐらいの
クオリティーを目指そうと思います。
結論、自分にとっては月2500円の価値はありました。
まとめ
生成AIの進歩がすさまじく、
全人類クリエイター時代はもう到来していると感じます。
もちろんAIには著作権の問題でまだ法律的な答えが出てない所もあり、
自分自身、アンチAI絵師だったこともありますが、
技術は待ってくれないレベルで進化し続けています。
AIとうまく共存していく形を今のうちに自分の中で構築したいと思います。
労働人口が減り、一人の仕事量が増え、自由時間を圧迫している過労社会、
そしてパンデミック以来の精神的・物理的な分断社会において
我がサークルの理念である持続可能な創作(SDCs)を実現するために
生成AIによる時間制約からの解放とVRによる空間制約からの解放は
実は最も活用すべきことなのではないかと思っています。
Gメタル10周年企画ではこの点を踏まえて創作していきたいと思っています。
なんとか週一のニチヨル「宇虫人図鑑」の投稿を続けられていますが、
blenderはまだちゃんといじれる時間が取れてないので
2月こそはモデリングに注力していきたいと思います!
文章と画像は生成AIの得意分野、音楽もここまで来た。
実はもっとも苦手なのが3Dモデリングなどの造形分野なので、
重点的に自分の手で取り組んでいきたいです!
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