森川美穂はアイドル歌手というよりも…
アニメ「ふしぎの海のナディア」の主題歌『ブルーウォーター』など
アニソン歌手のイメージが強いですが、
このアイドル時代の『姫様ズームイン』を最初に耳にしたとき
なんとも言えない衝撃を受けた記憶があります。
作曲は後にSMAPに多くの楽曲を提供する小森田実(コモリタミノル)。
小森田実は森川美穂のデビュー曲「教室」が実質的な作曲家デビューで、
彼女の初期作品の多くに関わっています。
小森田実の楽曲はJ-POPの王道であり、
ポップでなんとなくトロピカルな夏のイメージが特徴的です。
ちなみに森川美穂とSMAPは
「SMAP×SMAP」の前身となる番組「夢がMORIMORI」で共演しています。
「夢MORI」 の番組タイトルは司会の森脇健児と森口博子、
そして当時SMAPのメンバーだった森且行の3人の名前頭文字に由来し、
森川美穂も「森」だったために出演する事になったと考えられます。
司会の森口博子ともアニソン歌手繫がりで後年、アニソンイベントの共演が多い。
森川美穂はアイドルとして売り出されたわけですが、
YAMAHAのボーカルオーディションでグランプリを取ったことが
デビューのきっかけであり、歌唱に関しては本格派でした。
本人の男勝りな性格もあり、ラジオなどで人気を誇りましたが、
結局一般受けするようなアイドルとしては大成せず、
その後はヴォーカリストとして活動する事になります。
近年は大阪芸術大学の演奏学科教授として活躍しています。
自分は大学受験の際、
大阪芸大のキャラクター造形学科に滑り止め目的で受験し、
公募推薦で合格してましたが、
一般入試で京都精華大学のアニメーション学科に受かったため、
結果的に大芸を蹴ることになりました。
しかし当時、大阪芸大の学生だったら
毎年演奏会で森川美穂の歌唱が聞けたそうで、この点がちょっとした後悔ですw
アイドルは歌が下手でも成功することはできます。
しかし、なぜ今こういう実力派のアイドルが現れないのでしょうか?
アニメのみならず音楽もやはり個人的には80年代がピークだと思う。
歌謡曲中心だった音楽が66年のビートルズ来日以後、フォークやロックが入ってきて
日本の高度経済成長と並行するようにどんどん洋楽を取り込んでいって、
80年代にはそれがある程度形になって、今のJ-POPに繋がる重要な時期だったと思う。
電子音楽が普及したり、インディーズが流行ったのもこの頃だったし…
この時期は本当にコンテンツが充実してた気がする。
90年代からは歌謡曲が滅んで、大衆音楽全体がバリバリの洋楽もどきになっていくので
まだ日本らしさが残っていたのが80年代という時代だったのかも…
結局はウォークマン、CDの発明やレンタル屋などの誕生によって
音楽が作品から商品のほうに傾いてしまったのが、
今の音楽業界を作ってしまった原因なんでしょうね…
ある意味、80年代のアイドルの売り方がその兆候だったのかもしれませんが…
それにしても、最近の音楽はどうも好きになれないんですよね…
音楽理論とか…詳しくないので
何故80年代メロディーに魅了されるのかが分からないのですが…
詳しい人がいたら教えていただきたいw
今、CDが売れないという業界の状況を考えると、
日本の大衆音楽もアニメやマンガとほとんど同じ歴史を辿ってるなぁと思いました。
今度、レンタル屋で森川美穂のCDでも借りるかぁw
追記)「姫はじめ」って言葉、今日調べてて初めて知ったw結構過激な歌だったんだねw
サザンの曲や米米の「sure dance」など
えっちな歌だけど好きな曲って結構あるんだよねw
ただ、カラオケで歌いにくいのが難点(笑)
コメント
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今の歌も歌で好きです^^
でも、似たような歌が多いような気がします。
~らしさというものがない気がします(・・;)
そういう点で比べると昔の歌の方が良かったのかなーって思ったりします。
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→ASさん
今の音楽はあまり聴かないんですが…
似たような曲っていうのもいつの時代にもよくあるものですし…
意外と80年代当時の人も同じような事を思っているかもしれませんねw
結局は時代性というより個人の趣味・センスになっちゃうんで
自分も最近…と言っても「世界に一つだけの花」とかポルノの曲が好きなときありましたし…
今の音楽はちょっとストレートではない気がしますけど結構自分はキャッチーな曲が好きみたいです(^^)
なんかいい曲あったら教えてくださいw
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オリコンに演歌やアニソンが上位に入っているのは、完全に日本人の心はズタズタになっている気がします。
デジタル音楽プレーヤーの普及もありますが。
僕は今、矢野顕子さんの「春咲小紅(1981)」を聞いておりますが、ゆとり第一世代(1987~1992)である自分でも、ワクワク感を感じます。
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→ダッフィーさん
初めまして。コメントありがとうございます!
やっぱりネットの違法ダウンロードなどが若い層がCDを買わないことにつながって
オリコンでもネットを使わない年配の方が演歌を
グッズをコレクトするのが趣味なオタクなどがアニソンなどのCDを買うからそのような結果になるんでしょうか
「春咲小紅」いいですねw
もうすぐにも春が来そうなワクワクする歌ですw
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音楽業界~に関してはやはりあのJASRACとかがそうですよね?
彼らは「著作権~」言ってますが、結局は制作者以上に莫大な金をもうけているとか。
ネットの出現により、レコード業界の収入が落ちたそうですが、年始のダウンロード規制を推進させたのもJASRACらしいです。
今、ニコニコ動画を中心に二次創作の「作品」が沢山作られていますが、あれは商品として販売することを目的に作られたものではありません。つまり、自身の実力を見せつけたい!という思いが「作品」をつくり、投稿する動機となっているんじゃないでしょうか。
さらに、それに宣伝効果を見出だし、むしろそれを推進させる企業まで出てきているようです。MAD動画とか。
既存の、利益を得ている団体(JASRACとか)などがこれらを規制をさせない限り、「商品」としてではなく、内容の方を重視した「作品」が沢山生まれてくるのではないか、と思います。
つまり、何が言いたいのかというと、レコード業界と違って、ニコニコとかで人気がある、漫画や映像系(アニメ)のコンテンツの未来は明るいんじゃないかな?ということです。
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→Hyunbertさん
Hyunbertさんが言われるアニメ・マンガのコンテンツと言うのは「同人業界」であって、プロの話ではないと思います。
つまり、アマチュアの未来としては確かに明るいと思いますが、
大本のアニメ・マンガ業界(プロ)は商品が売れないことには仕方がないので依然と厳しいと思います。
実際、製作本数は減り、アニメDVDの売り上げもマンガ雑誌も売れなくなっています。
Hyunbertさんも言われていますが、
今、業界はそういう同人(ネット)に注目して、そこから優秀な人材を発掘しようとしています。
つまり、業界は同人にすがっていくしか生き残る道はもうないと思います。
これは音楽業界にも言えたことだと思います。
普通の音楽が売れなくなったとき、マイナーなアマチュアバンドから優秀なものを発掘したことがあります。
これがインディーズですが、(マンガだと劇画が生まれた経緯と似ている)
このようなことがネットという媒体を使い再び両業界でおき、そこから新しい流れが起きる可能性は大きいと思います。
ただ、アニメ・マンガ・音楽にしても「大衆」がなくなってしまったので[太字]今の業界[/太字]は一度滅んでしまうと思います。
個人的には音楽がJASRACの規制が緩んで自由に作られるとしても
それは多くの同人作品と同じでパロディーでしかないので「作品」といえるのか?とも思います…
そんなことを言っても仕方ないんだけどねw
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確かに、自分は作る側ではなく、受ける側なので、実際に楽しめればプロだろうと同人だろうとどっちでもいいやー、っていうのを言い忘れてました;
今後もJASRACが譲歩するのは考えにくいですね。資金のやりくりに困ってるはずですし。
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→Hyunbertさん
自分にとってはアニメ・マンガの未来が明るいに越したことはないのですケドね(^^;)
これから面白いコンテンツが増えて栄えることを祈るばかりです!
こういう時代だからこそJASRACも著作権管理に躍起になるでしょうねー