スーパー戦隊終了の報道について。

お久しぶりです。
明日、冬コミ(C107)の当落発表を控えていますが、
その前に特撮界隈に激震が走りました。

スポンサーリンク

スーパー戦隊シリーズ終了

テレビ朝日関係者からの話として、
現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』放送終了をもって
スーパー戦隊シリーズが終了するというニュースです。
ゴジュウジャーは1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』放送開始から
50周年を記念する作品です。

これまでのメモリアル戦隊としては
35作品目である『海賊戦隊ゴーカイジャー』がありました。
先に放送された平成ライダー10作品目『仮面ライダーディケイド』と同様、
先輩戦隊に2段変身できる戦隊でシリーズを総括する作品でした。
次作の『特命戦隊ゴーバスターズ』はタイトルもイメージも
従来の戦隊からは逸脱した作品ではあったものの
シリーズそのものは継続されました。

そして、ゴーカイジャーから5年後の
40作品目記念作品が『動物戦隊ジュウオウジャー』でした。
ここでもゴーカイジャーが客演するなど
記念作品を引き継ぐ要素があったのは明白です。

45作品目『機界戦隊ゼンカイジャー』では
ゴレンジャーのアカレンジャーのモチーフに
ジャッカー電撃隊のビッグワンのようなカラーリングのゼンカイザーが登場。
ただ、本作はコロナ禍での制作となり、
変身前の人間はゼンカイザーに変身する主演だけ、
他の4人はロボットという異色作でした。
前作の『魔進戦隊キラメイジャー』では主演俳優がコロナに感染して
撮影に影響が出るということがありました。
こうして感染リスクを抑えることができたのですが、
次作の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』では2名が変身後ついにCGになってしまいます。

キョウリュウジャーでは10人、キュウレンジャーでは11人など
一時期戦隊のメンバー数は飽和状態だったものの
近年、縮小傾向になっていたのは事実です。

玩具売り上げの低迷と製作費の高騰がシリーズ終了の要因とされますが、
もうひとつ大きかったのは戦隊を原作とするパワーレンジャーの休止だと思います。
90年代初頭にあった戦隊終了の危機を救ったのは
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』を原作とした
パワーレンジャーが北米で放送され、大人気となったことがあります。
それから30年近くパワーレンジャーシリーズは
製作会社を変えながらも北米市場を席巻し続けましたが、
近年は海外市場を視野に入れないモチーフの戦隊が増え、
パワーレンジャー化されないケースもあり、
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』を原作とした
2023年の『コズミック・フューリー』を持って休止に入りました。
パワーレンジャーは戦隊を原作としないオリジナル作品へと舵を切ろうとしています。

カウントダウンの法則

実しやかに言われているのは40作目のジュウオウジャーから
50作目へのカウントダウンタイトルロゴに隠されているという説で
ジュウオウジャー(10)、キュウレンジャー(9)、ルパパト(8)、
リュウソウジャー(7)、キラメイジャー(6)、ゼンカイジャー(5)、
ドンブラザーズ(4)、キングオージャー(3)、ブンブンジャー(2)と続いて、
現在のナンバー「ワン(1)」戦隊ゴジュウジャーに至ったわけです。

カウントダウン説について詳しい解説は他に委ねますが、
戦隊終了が事実だとすると50作目のカウントダウンではなく、
戦隊終了へのカウントダウンだったということになります。
ゴーカイジャーからの流れを考えると
通常はゴジュウジャーの次が50作品目となり、メモリアル戦隊になるはずですが、
49作目のゴジュウジャーが50周年として1年前倒しで記念作となったことを考えると
今作でのシリーズ終了に信憑性を与える結果になっています。

一説にはルパンレンジャーとパトレンジャーを個別に数えると
ゴジュウジャーで50周年+50戦隊に合わせることが出来るとも…
そうすると10年前から今作で終了予定だった可能性さえあります。
半世紀に渡り続いたコンテンツがこのまま終わってしまうのでしょうか?

メタルヒーローシリーズ復活の兆し

2011年放送の35作目『海賊戦隊ゴーカイジャー』で一度戦隊の総括がされましたが、
2012年は宇宙刑事(メタルヒーロー)30周年の節目であり、
ゴーカイジャーに『宇宙刑事ギャバン』が登場。テレビと劇場でコラボしました。
宇宙刑事の単独劇場作品の放映もあり、続く『特命戦隊ゴーバスターズ』にも客演。
『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』では
他のメタルヒーローも多数登場。
39作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では『世界忍者戦ジライヤ』から
ジライヤこと山地闘破が登場するゲスト回もありました。

35周年となる2017年にはデカレンジャーとギャバンがコラボした
『スペース・スクワッド』が劇場公開されるなど、
2010年代はメタルヒーローの露出が一気に増えた頃であり、
スーパー戦隊の枠組みの中でメタルヒーローを活用し、
新機軸を作ろうと試行錯誤を感じる時期でした。
私自身もメタルヒーローシリーズ35周年記念として
メタルヒーローシリーズをまとめた
「輝け‼︎メタルヒーローズ」をコミケで発表し、シリーズ復活を祈願したのでした。

私が同人誌を出した時は、戦隊終了など全く考えておらず、
もともと平成ライダーの放送枠がメタルヒーローだった訳なので、
2019年~2020年頃に平成ライダー2周目(2期)がちょうど終わる時期と
改元が重なった事もあり、令和にライダー枠での復活を予想していました。
実際、令和ライダー1作目の『仮面ライダーゼロワン』
ギャバン要素が見受けられましたが、ライダー継続で期待は裏切られました。

40周年となる2022年も記念CDが出ただけで静かに過ぎ去り、
「メタルヒーロー復活はやはり難しいのか」
「メタルの要素は完全にライダーに引き継がれたのだ」
「牙狼もあるし、競合が多数がある」
などど半ばあきらめかけていました。

しかし、今回続報でゴジュウジャーの次回作は
テレ朝伝統の刑事物の特撮作品とのニュースが飛び込んできました。
テレ朝の刑事物というと『相棒』『科捜研の女』などで知られますが、
再来年の2027年にシリーズ45周年を迎える事から
宇宙刑事復活の期待が急速に高まりました。

商業的な観点からの引継

メタルヒーローはライダーの変身ベルトに当たる
定番の変身アイテムが存在しないことが商業的なリスクではありますが、
戦隊やライダーにはないキラキラして重厚な見た目が最大の売り
1989年『機動刑事ジバン』までは
電飾ギミックを備えた大型フィギュアがメイン商品でした。
ジバン以降はリアルななりきり玩具も主力になっていきます。
メタルヒーローはライダー同様、
基本的には単体もしくは少数のヒーローでありながら
バイクや戦車などの乗り物や巨大SFメカなど非常に多くの戦力を有しているのが特徴です。

戦隊といえば変形合体ロボが主力商品ですが、
1977年『ジャッカー電撃隊』と1979年『バトルフィーバーJ』を繋ぐ作品として
1978年『東映版スパイダーマン』があり、
ここで巨大ロボット、レオパルドンが登場。
戦隊初の巨大ロボ、バトルフィーバーロボに繋がる系譜です。
メタルヒーローでも戦隊とは別ラインのSFロボットが登場しており、
特に1985年『巨獣特捜ジャスピオン』
ダイレオンのスピーディな巨大化戦闘は印象的です。
演出としての巨大化戦はその後、戦隊がメインとなり、
メタルヒーローでは下火になっていくものの
80年代において戦隊とメタルヒーローは、まさに双子のような関係でした。

こうした事からも石森プロが絡むライダー枠ではなく、
八手三郎原作として戦隊放送枠でのメタルヒーローへの移譲
東映、バンダイ、テレ朝三社にとって最も自然に見えます。

戦隊継続の望み

いろいろと持論を展開してきましたが、
まだ東映から正式発表があったわけではありません
戦隊シリーズ継続を望む人からは一縷の望みがあります。
テレ朝からの情報なので、他局で継続という可能性もゼロではない。
その場合スーパー戦隊の呼称は使えないとは思いますが、
現にシリーズに数えられていないテレ東『忍者キャプター』が存在します。
石森原作、東映製作と言う意味ではゴレンジャーに限りなく近い存在です。

ゴレンジャーとジャッカー電撃隊も長らくシリーズに含まれていませんでしたし、
忍者キャプターが戦隊モノとして含まれていたこともあります。
前述の東映版スパイダーマンは放送局は忍者キャプター同様「テレ東」だし、
単独ヒーローなので「戦隊」でもないでしょうが、巨大ロボットの演出を考えると
ジャッカーとバトルフィーバーJの空白期間を繋ぐ重要なピースである事は間違いありません。
東映版スパイダーマンと八手三郎原作戦隊1作目であるバトルフィーバーJは
アメリカのマーベルコミックと連携した作品としても密接な繫がりがあります。

スーパー戦隊と言う呼称も正式に使われたのは
24作目であり、20世紀最後の『未来戦隊タイムレンジャー』からですし、
それまでは単に戦隊モノとかレンジャーものとか超世紀全戦隊と言う呼称もありました。
つまり、時代に応じて便宜的な呼称を使っていただけで、
その系譜と言うのは脈々と受け継がれてきたのであって、
これはこの後も続いていく可能性が非常に高いという事です。

東京MX『非公認戦隊アキバレンジャー』などの例もあるため、
これに続いて非公認戦隊シリーズの可能性もあるかもしれません。
最終どうなるのか見守っていきたいと思います。

当落前だが告知

今年の冬コミでは
オリジナルヒーローGメタル10周年を記念した作品を作る予定でしたが、
奇しくも刑事物のプロットを描いていました。
明日の当落次第ですが、受かれば新刊として
戦隊の次を想像しながら描き進めていこうと思います。
また、メタルヒーロー復活を願って描いた既刊のメタルヒーローズも
在庫に限りがありますが、持ち込む予定ですので、
ご興味のある方、この機会にシリーズの復習も兼ねてぜひお取りください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました