VRChat始めました。

新型コロナウイルス感染防止のためコミケなど
相次いでリアルイベントが中止になったこのタイミングで
ネット(VR)上での同人誌即売会コミックVケットの存在を知り、
4月10日から12日まで開催していたプレイベントに参加するために
初めてVRChatのアカウントを作ってログインしました。

ID:_manmaru_

近年のVtuber市場の普及によって3Dモデリングには興味がありましたが、
もともとゲームをあまりやらないし、
車酔いとか3D酔いしやすいこともあって、正直VRそのもの、
いわいるゲーム感覚の没入感の追求といった点にはあまり関心がありませんでした。
その上、もともとネットを使った交流そのものもかなり保守的で、
せっかくBFV買ったのにオンラインが怖くてオフラインでしか遊んでいないレベルですw
VRにもチャットにも馴染めない中、
VRChatという名称だけで始めるのに大きなハードルを感じていました。
しかし実際にやってみるとVRChatはフリーゲームだし、
VRゴーグルが無くてもデスクトップで十分に遊べるし、
無言勢と呼ばれる人もいるゆる~いチャット中心の場だったりします。
基本英語で導入が多少面倒とはいえ、
BFVは有料かつガチ勢も多いオンライン(FPS)ゲームという事を考えると
比較的新規参入の敷居は低いと思いました。いかんせん名前で敬遠されてる気がします。

初心者向けのワールドに何げなく飛んでみたら
気軽に話しかけてもらって操作上の不明点などを教えてもらい
こうやって気軽に赤の他人と交流できるのは面白いなという実感を味わいました。
後、VRChatは海外ユーザーが多いという特徴もあります。
実は数年前からほのかに英語を習得したいという気持ちがありました。
これは東京に住み、スーパーで働いていると
普通に日本語を話さない外人客が多く、
ポイントカード作成時に対応に四苦八苦していると
客の大学生が通訳してくれたという実体験や、
リアルイベントで隣のブースの人が外人を前に英語で接客してるのを見て
普通に「かっけー」と思ってしまったのですw
やはり英語一つできるだけで自作品も国内だけではなく
一気に市場を海外に広げることができると思うんですよね。

ただ、当方金欠で英会話に通うとかそういったことは考えていないので
独学で勉強するとなると
やっぱり実際に日常的に英語を使わなければすぐ忘れてしまうという事で
やりたいことの優先順位としては低いままだったのです。
しかし、VRChatに真剣に取り組んでいけば
実践的な英会話をも磨くことができるんじゃないかなという風に感じました。
いずれにせよ日本のみならず世界中が
昨今のコロナ騒ぎによって実際に他人に会って交流する機会が奪われているので
VR市場に今まで以上の価値が出てきたことは確かです。

足塚八千代

VRChatをやり始めるとやはり
自分専用のアバターを持ちたいと思うのが人の性、
ひとまずはかねてより構想にあった
当HPのオクタゴンの看板娘「足塚八千代」の3Dモデリングに挑戦している所です。
以前、Pixivが出しているVroidstudioをいじったりもしたのですが、
簡単に編集できる一方でデザイン的な制約が多く、
納得のいくキャラクターができるまでには
かえって時間がかかるんじゃないかなという事であまり触らなくなってました。
かといって今から高額なMayaなどのモデリングソフトを買うのも
そこまでの先行投資をして全然モデリングしなかったら…というリスクもあります。
そこでフリーソフトでも十分なモデリングができるという事で
Blenderで制作しています。
ちゃんとしたモデリング自体は大学時代にMayaをいじって以来約10年ぶりです。
Blenderの操作方法はMayaともだいぶ違うようですが、
Mayaの操作もほとんど忘れてしまっているのでフラットな状態で触ることができます。
既にVRChatを始めた次の日からYouTubeでBlenderの解説動画を見ながら
一日でモデリングからテクスチャ、スキニングを終えて簡単なモデルを作って
実際にアップロードする
ところまでできたので、
頑張ればできるかもという自信をもって制作しています。


自作モデルが完成したらVtuberデビューも現実味を帯びてきます。
そうなると悩んでいたFANBOXの運用も
YouTubeチャンネルと併用したVtuber足塚八千代の活動の場、
また浮世亭まん丸。個人のVR活動の場
として利用し、
同人活動メインのここFC2ブログと差別化できるかもしれない…
造形カテゴリというと、
昨年に作画方面でのスランプから趣味のプラモ制作に逃げ込んでいるうちに
フルスクラッチフィギュア制作に目覚め、ゆくゆくはワンフェスに…とか思っていましたが、
結局あれから一向に進んでないんですよね(;^ω^)

粘土いじりは直感的に作業ができるという利点はあるのですが、
100%自分の技術になるのでやはり職人的才能が求められると思いますし、
何度も言うようにこのご時世なので、
完成品を展示し、実際に誰かの目に触れてもらえる機会がありません。
この点、VRサービスの普及によって3Dモデルの需要は高まっていますし、
イラストソフト同様モデリングソフトは使い切れないほど多くの機能が備わっており、
アナログだけではできなかった作業を補完してくれます。
昔は手描き派だったのに今やデジ絵しか描いていないように、
今、フルスクラッチフィギュア制作に注力したところで
実際に販売まで視野に入れるとなると、
組み立てや塗装は購入者に任せるにしても
造形から複製まで材料費や機材などそれなりの費用も掛かります。
それよりも5Gの到来で大容量のデータ通信が可能になり、
これから高性能な3Dプリンターが各家庭に普及すれば
3Dモデルを単にネット空間だけで消費するのではなく
現実世界の立体物へと変換することも容易になります。
フィギュアメーカーが大量生産した完成品を販売店で買ったり、
即売会で組み立ての難しいガレージキットを買う従来のビジネススタイルから
3Dモデルのデータのみを販売し各家庭のプリンタで完成させるという
新たなビジネスが当たり前になってしまうかもしれません。
このようにアナログのフィギュア制作よりも3Dモデル制作の方が将来性を感じてしまいました。

コミッケVケットのプレイベントの出展者は
テスト開催という事で全てゲストサークルで公募は行われませんでしたが、
当初の予定の倍の2万5千人の来場者と盛況だったようです。
8月13日〜16日に予定される本開催は公募制となります。
第一回開催となる今回は一次創作のみで漫画やイラスト、評論が中心となるので、
コミケに行く層の何割がVRに流れていくのか
そのうちの何人が実際の購入まで行くのか
も未知数ですが、
VR市場に参画していく事に一定の価値ありと判断したので
とりあえずはコミックVケットに向けて新刊を用意するのはもちろんのこと
並行して3DモデリングなどVRの取り組みも進めていきたいと思います。
もちろん今回のイベントは同人誌即売会なので
あくまでメインは2D。3Dにのめり込みすぎないように注意しますw

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