黒崎輝さん死去。~ジャスピオンとオメガホーンの関係~

またしても悲しいお知らせです、
メタルヒーロー4作目「巨獣特捜ジャスピオン」
主人公ジャスピオンを演じられた黒崎輝さんが亡くなられました。

大葉健二さんの時と同じくXからのポストが第一報でした。
まさかと信じられませんでしたが、
大手メディア系も報じたため確実な情報でしょう。
大葉健二さんの後を追うように…64歳の早すぎる別れです。

しかも、ジャスピオンは7月から始まる超ギャバンの後番組
「角醒ハンター オメガホーン」の元ネタと言われており、
注目が集まる中での訃報となりました。
大葉健二さんも復活した超ギャバン放映中にお亡くなりになられたように
2026年、ますますこの一年がメタルヒーローにとって
特別な一年になろうとしています。

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巨獣特捜ジャスピオン

シリーズ4作目のジャスピオンでは
それまでの宇宙刑事三部作からフォーマットを変え、
メタリックなコンバットスーツはそのままに
スケールの大きな銀河を舞台に広げ、
戦隊ロボ顔負けの着ぐるみアクションをこなす巨大ロボダイレオンが、
ウルトラ怪獣顔負けの巨獣たちと戦う異色作で、
初の悪のメタルヒーロー、マッドギャランも登場するなど非常に挑戦的な作品でした。

黒崎さん演じるジャスピオンはまさかのアフロヘアーという出で立ちで
JAC俳優としてスタントも軽々とこなしつつ、コミカルな演技で活躍。
相棒の男口調の女性アンドロイド、アンリのキャラクターも独特で、
寺沢武一原作の漫画コブラのイメージによく似たスペースアドベンチャーでした。

後半は視聴率の苦戦のためかテコ入れで、
ジャスピオンはアフロではなくなり、
それと同時にお調子キャラから普通の好青年になってゆき、
アンリも言語チップを交換され、普通の女性口調に変わり、
特徴あるキャラクターやストーリーは薄くなり、
従来の王道な東映特撮のノリに変わっていきました。
舞台も地球ばかりになってしまうのですが、私は前半のノリが好きでしたね。

日本では苦戦したとされる本作ですが、
とりわけブラジル人気が強い作品として有名です。

2016年当時、リオオリンピックの閉会式をネタに制作したイラスト

先日のワールドカップで日本が敗れた相手であるブラジルですが、
最も有名な日本人はジャスピオン(黒崎輝)
と言われるほどの知名度を誇り、
海外サッカー専門誌によると、すごい事をした日系人や
良いプレーをした日系人サッカー選手に対して
「ジャスピオン」と呼んで称賛されているとのことです。

オメガホーンとの関係

先日の記事でも触れましたが、
ジャスピオンは怪獣もの繫がりでオメガホーンとの関連が噂されています。
「巨獣特捜ジャスピオン」の没タイトル
「妖獣ハンター デニーロ」であり、
オメガホーンのタイトルがこれを引用したのは確実でしょう。

超ギャバンでインフィニティ、ブジドー、ルミナスのメイン三人の宇宙刑事で
ギャバン、シャリバン、シャイダーを描き、
追加戦士でニンニンジャーとのコラボなどで、
宇宙刑事に次いで露出の多いジライヤをモチーフにしました。
そんな中、次回作で宇宙刑事とジライヤ以外の要素として
宇宙刑事三部作の次に当たるジャスピオンの怪獣路線を持ってきたのだと思います。

いろいろな関連情報から推察するに、
オメガホーン放送開始後もインフィニティなど
超ギャバンのメンバーが続投して活躍するのは間違いないと思われます。

キャプテンオメガホーンは蒸着という科学用語で変身しないという点で
ジャスピオンとの共通点がありますし、
デス・ギャバンもあと3話で描き切ることは現実的でない事から、
次作も続投し、マッドギャラン的な立ち回りをするかもしれません。
今のところロボ玩具が無いと言われるオメガホーンですが、
ダイレオンの役割はそのままコスモギャバリオンが務めるのかもしれません。

未練と期待

過去にプロジェクトレッドについて、
戦隊終了という地殻変動から復活を果たしたギャバンの船出が
賛否両論の中、順風満帆ではなかった点に触れてきました。

ウルトラマンティガや仮面ライダークウガなどのリブート作品では
過去作ファンが子育て世代となり、親子視聴で人気を博し、
主演俳優である黒部進さん(ハヤタ隊員)、藤岡弘、さん(本郷猛)も存命で、
映画など様々なメディアに客演する事で人気を確固たるものにしてきました。

それに比べ、宇宙刑事やメタルヒーローの復活は
シャイダー/沢村大を演じた円谷浩さんが
シリーズ20周年を迎える2002年の前年に37歳で亡くなられて以降も
なにかと後回しにされたため
過去作の直撃世代は既に50代と特撮番組のメインターゲットから外れ、
早すぎたとはいえシリーズの主演俳優が追加的にお二人も
このようなタイミングでお亡くなりになってしまった
という事実は
あまりに残念と言うほかないです。
スピルバンまでの生存者がシャリバンとスピルバンの二作に主演された
渡洋史さんただ一人になってしまいました。

一方で過去作に引っ張られずに
全く新しい令和のヒーロー像を確立するという点においては
悪い事ばかりとも言い切れません。
特に来年2027年は宇宙刑事・メタルヒーローシリーズ放送開始から
45周年の記念年となり、私は何らかの展開があると信じています。

大葉健二さんと黒崎輝さんのご冥福をお祈りいたします。
銀河からプロジェクトレッドの行く末を見守ってください。

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